＜西条祭りで歌う唄＞
伊勢はナーエ 津でもつ津は伊勢でもつアラヨーイヨイ 尾張名古屋はヤンレ 城でもつ
伊予のナーエ 西条の名物名所アラヨーイヨイ 伊曽乃祭りにヤンレ 武丈桜
西条ナーエ 伊曽乃の祭りの日にはアラヨーイヨイ 屋台かく人ヤンレ 勇ましや
伊予のナーエ 西条は紀州のわかれよアラヨーイヨイ 三つ葉葵のヤンレ 紋所
ここのナーエ 屋敷はめでたの屋敷アラヨーイヨイ 鶴と亀とがヤンレ 舞を舞う
うれしナーエ めでたの若松様はアラヨーイヨイ 枝も栄えてヤンレ 葉も茂る
おまえナーエ 百までわしゃ九十九までアラヨーイヨイ 共に白髪のヤンレ 生えるまで
吉田ナーエ 通れば二階から招くアラヨーイヨイ しかも鹿の子のヤンレ 振り袖で
デカンショデカンショで半年暮らすヨイヨイ 後の半年ゃ寝て暮らすヨーイヨーイデッカンショ
デカンショ歌えば巡査さんが怒るヨイヨイ 怒る巡査の子が歌うヨーイヨーイデッカンショ
丹波篠山、山家の猿がヨイヨイ 花のお江戸で芝居するヨーイヨーイデッカンショ
酒は飲め飲め茶釜で沸かせヨイヨイ 御神酒あがらぬ神はないヨーイヨーイデッカンショ
信州信濃の新そばよりもヨイヨイ わたしゃあなたのそばがよいいヨーイヨーイデッカンショ
わたしゃ丹波のかちくり育ちヨイヨイ 中に甘味も渋もあるヨーイヨーイデッカンショ
今しばし 文もよこすな便りもするな 僕の勉強の邪魔になる 晴れて卒業のね暁には 天下晴れての僕の妻 さのさと
それだから 僕が忠告したではないか 芸者の親切せったの裏金 金のあるときゃねちやほやと 金がなくなりゃ切れたがる さのさと
それは嘘よ 今の芸者は昔とちがう 金があろうとなかろうと ちょっとやそっとでね切れやせぬ 共に白髪の生えるまで さのさと
恋結び 蝶よ花よと育てた娘 今日は他人の嫁に行く 名残惜しさにね見送らぬ 今度来る時ゃ孫連れて さのさと
それ行こう 次の行くとこ○○○ 力が入るよ担き比べ 意気の見せ場にね血が騒ぐ 鳴らせ太鼓に祭り唄 さのさと
あらまあできた 今日の祭りの宮出しに 二人によく似た男の子 嫁に似たらね天才児 僕に似たなら屋台かき さのさと
とっぷ
ぷろふぃーる
こうしんりれき
うた
まつりぐっず
いしづち
ほん
みち
りんく
こうぼう
べっかん
いるもん
葵三葉あおいのみつば